器材メンテナンス


メンテナンスの必要性

スキューバダイビングで一番大切なものは、「器材のメンテナンス」です。
メンテナンス不足でのトラブルの例

①塩ガミ

ダイビング終了後は、真水で器材を洗いますが、きれいに洗っていたとしても残るのが「塩」です。
この塩が固まって空気が出ない。空気が出っぱなしなどが発生します。

②汚れ

レギュレーターのセカンドステージの中は、しっかりと洗えてますか?
水道ホースを差し込んで、水を流しているだけだと思います。
見たことありますか?すごいことになってますよ。

③劣化の有無

購入したときから「劣化」がスタートします。
紫外線、保存状態により進む劣化のスピードは違いますが、
メンテナンスを行うことにより、劣化のスピードを遅くすることができます。

④故障箇所の発見

メンテナンスは、故障してから行うものではありません。
ダイビング前やダイビング中に故障が発見したら事故に繋がります。
故障する前にメンテナンスで早期発見、修理することが必要です。

メンテナンスの流れ

受付&現状の確認

フリーフローなどトラブルや気になる事がある場合は、お伝え下さい。
交換パーツの保証(ワランティー・部品交換券)などは、必ず提出して下さい。
交換パーツの保証に関しては、こちらを御覧下さい。

外観チェック、エアー漏れの有無、ファーストステージの中圧値、セカンドステージの呼吸抵抗値など事前確認。

分解

左:スキューバプロ MK25全部品 右:スキューバプロ S600全部品

ファーストステージ・セカンドステージの分解を行います。
部品はすべて一つ一つまで分解します。

交換部品

左:スキューバプロ MK25交換部品 右:スキューバプロ S600交換部品

空気の漏れをふせぐのが「Oリング」です。
ゴム製なので「劣化」します。
部品は、全部交換。新品のものにグリスを塗って装着します。

洗浄

超音波洗浄機でブラシの届かないところまでしっかり洗浄。

組み立て 調整

新しい「Oリング」に交換しながら組み立ててきます。

調整は、ファーストステージの中圧値
セカンドステージの呼吸抵抗などを調整していきます。

お願い

長年メンテナンスを行っていない器材は、塩ガミなどにより分解が不可能となる場合があります。
分解できない場合は、部品の再購入となり、高額となります。

メンテナンスの頻度は、1年に一度。または、100本に一度を目安として下さい。

当店では、冬場にメンテナンスキュンペーンを実施しております。
あまり使わないシーズンにきれいにメンテナンスを行って、来るシーズンに備えて下さい。

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